技術紹介 土壌汚染対策

小島建興(株)では今まで培ってきた技術を生かしながら、新たな技術の導入、同じ思いを持って環境汚染対策に取り組み、実績を積み上げてきた新たなパートナー、AMECと共に、問題の解決に取り組むことで、様々な土壌汚染対策に対応できるソリューションをご用意しております。
処理を必要とする土壌の量や、汚染物質の種類、汚染の状態やレベル、現場所在地や周辺環境に応じて、最適かつ最良の処理方法をご提案させていただいております。
まずはお気軽にお問い合わせください。

土壌汚染対策とは

  • 小島建興なら不溶化、吸着、洗浄などの工法と自社独自開発の材料を組み合わせた多種多様なソリューションがご案内できます。汚染状態や現場条件に応じて、最適かつ最良の処理方法をご提案します。
  • 土壌汚染対策法の改正によりオンサイト対策が推進されている中、オンサイト対策が可能な「汚染物質の拡散防止を目的とした不溶化工法や吸着層工法」「汚染物質の根本的な除去を目的とした洗浄工法」などをご提案します。
  • 重金属類や油汚染土壌を対象とした対策の立案、検証試験などのサポートを行い、自然に過剰な負荷をかけない、人だけではなく周辺環境にやさしい対策・浄化を実現します。

小島建興ソリューションの具体例

汚染状況に応じた製品と工法をご紹介していきます。

対象処理量 汚染物質濃度 状況 工法材料 選ばれる理由 実績
更地 800m³
フッ素(F) 1.1mg/L 不動産売買による商業施設建設予定地で汚染が発覚。 洗浄工法 SoiCle 区域指定の解除が可能。 オンサイトでの短期間処理が可能。 都市開発計画での採用
浚渫土 1,000m³
ヒ素(As) 0.03mg/L 水田付近の用水路工事に伴い発生した浚渫土から汚染が発覚。 不溶化工法 CAMZ-S 周辺区域に影響を及ぼさないオンサイトでの 対策が可能。 農道区画整備計画での採用
工場跡地2,000m³
ヒ素(As) 0.024mg/L 工場跡地売買契約の事前調査で汚染が発覚。 不溶化工法 CAPA-CT 溶出濃度に応じた配合量を詳細に設定することが可能。 土地再利用計画での採用
トンネル掘削ずり 10,000m³ 以上
ヒ素(As) 0.068mg/L トンネル工事に付随し 発生した掘削土から自然由来の汚染が発覚。 吸着層工法 CAPA-CT 対策工期の短縮が可能。 環境負荷を最小限に抑えることが可能。盛土材としての転用が可能。 東日本トンネル掘削ずり対策工事での採用
トンネル 掘削ずり 100,000m³ 以上
ヒ素(As) 0.018mg/L セレン(Se) 0.012mg/L ホウ素(B) 1.3mg/L 大規模なトンネル工事に付随し発生した 掘削土から自然由来の複合汚染が発覚。 吸着層工法 CAPA-CT 複合汚染に対し1材で対応が可能。 対策工期の短縮が可能。環境負荷を最小限に抑えることが可能。 西日本トンネル掘削ずり対策工事での採用

※「対象 処理量」に掲載の写真はイメージです。

適応元素別の製品紹介

適応元素/製品 CAMZ-S CAPA-CT AC-1 TKS105
ヒ素 (As)
鉛 (Pb)
マンガン (Mn)
色度
銅 (Cu)
亜鉛 (Zn)
六価クロム (Cr(Ⅵ))
セレン (Se)
六価セレン (Se(Ⅵ))
アンモニア性窒素 (NH4+-N)
水銀 (Hg)
カドミウム (Cd)
フッ素 (F)
ホウ素 (B)

施工方法のご紹介 ~対策工法の比較~

様々な土壌汚染対策工法の特徴をご紹介します。AMECはコスト、安全性などだけではなく環境負荷も重要視し、最適な工法での対策をご提案します。

掘削除去工法

概要 汚染土壌を掘削し処分場へ搬出。
健常土との入れ替えが必要。
使用する
主な機械や設備
バックホー
運搬用トラック
工法のイメージ
備考 処理コストが高額で有限である処分場への付加が大きい。
また、運搬中に拡散する危険性や、不法投棄される危険性がある。
経済性 ×
施工性
安定性
環境負荷 ×
処理後の区域 指定解除

シート工法

概要 遮水シートを敷設。
浸出水対策として別途排水処理プラントが必要。
使用する
主な機械や設備
バックホー
遮水シート溶接機
排水処理設備
工法のイメージ
備考 遮水シート破損時に濃縮された汚染水が漏出する危険性がある。
別途排水処理施設が必要となる。
経済性 ×
施工性 ×
安定性
環境負荷
処理後の区域 形質変更時
要届出区域

物理的固化工法

概要 セメントを用いて水との接触を遮断。
使用する
主な機械や設備
バックホー
スタビライザー
自走式土質改良機
工法のイメージ
備考 物理的な固化であるため、経年劣化による汚染物質の再溶出の危険性がある。
経済性
施工性
安定性 ×
環境負荷
処理後の区域 形質変更時
要届出区域

以下にご紹介する洗浄工法・不溶化工法・吸着層工法はよく用いる工法です。
小島建興(株)の汚染対策提案は、先ず対策の対象となる汚染水や汚染土壌の状態を自社で徹底的に調査することからはじまります。
汚染状態をきちんと把握した上で、これまで蓄積したデータなどと照らし合し、何が有効でベストな対策か、というところからスタートします。
汚染の状態を徹底的に知り尽くすからこそ、過不足の無い合理的な対策がご提案できるのです。

洗浄工法

概要 汚染土壌を洗浄し、重金属類が多く存在している微細成分を分離。
使用する
主な機械や設備
バックホー
洗浄装置
洗浄水処理設備
工法のイメージ
備考 洗浄効率に優れる小型洗浄機を用いることで低環境負荷の処理が可能。
大型洗浄プラントとは異なり、コンパクトであり小規模な現場への持ち込みが可能。
洗浄水の確保と洗浄水の処理が別途必要となる。
経済性
施工性
安定性
環境負荷
処理後の区域 指定解除

不溶化工法

概要 不溶化材を汚染土壌に添加・混合し重金属類を化学的に固化・安定化させる。
溶出濃度を基準値以下とすることで再資源として利用が可能となる。
使用する
主な機械や設備
バックホー
スタビライザー
自走式土質改良機
工法のイメージ
備考 汚染物質に直接作用し、化学的に安定化を図ることで二次汚染の危険性が低い。
また、再資源として利用も可能。
特殊な工程はなく、排水処理設備などの設置が不要で、経済性、安定性、施工性に優れた処理方法といえる。
経済性
施工性
安定性
環境負荷
処理後の区域 形質変更時
要届出区域

吸着層工法

概要 吸着材を敷設し、上部に汚染土壌を搬入し盛土する。
重金属類の拡散防止をはかり、大量の汚染土壌処理に対し短期間での施工を可能とする。
使用する
主な機械や設備
バックホー
スタビライザー
自走式土質改良機
工法のイメージ
備考 汚染土壌からの可溶性重金属類の拡散を効果的に防ぐ。
不溶化工法の施工性をさらに向上させた処理工法であり、大量の汚染土壌が対象となるトンネル工事に付随する対策に適している。
経済性
施工性
安定性
環境負荷
処理後の区域 形質変更時
要届出区域